気になる“ハテナ?”をスッキリさせる
ピアノと遊びで明日の自分が楽しみになる
流山おおたかの森 豊四季 柏
ピアノ講師・発達支援コーチのおおさかけいこです
寒い日が続いていますが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?
私は、毎月楽しみにしているリトミックの研修会へ行ってきました。
今日はその中での気づきをアウトプットしていきたいと思います。
リトミックの良いところ
リトミックは大きく分けて、
- 音楽教育
- 人間教育
の2つの柱で出来ています。
お子さんの初めての習い事に
楽器に興味がありそうだから
お友達作りに
と、小さなお子さんの習い事として人気があるのも頷けます。
リトミックの良いところ、それは、
集団で行う
というところです。
集団で行うと聞くと色々心配になることと思います。
- ぶつかり合ってしまうのでは?(ケンカ)
- 騒いでしまわないか?
- 人見知りは大丈夫?
色々気になってしまいますが、親も子も、一つ一つが経験と勉強なんですよね。
リトミックでは教具を使った活動があります。
集団で行いますから、
順番を待って教具を受け取らなくてはなりません。
これは、子どもにとって、
お母さんと二人きりの時代には無かった経験だと思います。
欲しいときにおもちゃが使えて、自分が一番に使ってきました。
でも、リトミックの時に、一番目に教具がもらえるとは限りませんね。
順番を守って自分の分を受け取らないとなりません。
これは子どもにとって、
衝撃的な出来事ではないかと私は思います。
「なんでもらえないの!?わたしの分って無いんじゃない?!」
そう感じるかもしれません。
でも、ここで学ぶことは、
待っていればもらえるんだ!
ということです。
欲しい欲しい!!と気持ちを爆発させるところから、
我慢して待つ
自分で自分をコントロールする力を育てていくんですね。
これが育ってきますと、例えば、
「ほんとは赤いフープが欲しかったのに、他のお友達に取られてしまった・・・」
と悲しんでいるお友達が居たときに、
「はい、どうぞ!」
と、譲ってあげるということが出来るように
なってくると思うんですね。
集団ならではの認め合い
譲り合いってすごく大切なことだと感じます。
表情を読み取る力
感情を読み取る力
場の雰囲気を感じる力
この辺りが育っていないと出来ないことですね。
そして、中にはじっとしていることが苦手なお友達も居たり、
ママと一緒じゃなきゃ絶対に嫌!っていうお友達も居ます。
「一緒にやろう?」と、優しく声をかけたつもりでも、
断られてしまうこともあるかもしれません。
ここで気が付くことは、
- 自分と相手は違うんだ
ということです。自分は一緒にやりたくても嫌だと思うお友達も居る。
「そうなんだ」と受け入れる優しい気持ち
やりたいやりたい!!!一方通行な想いではなくて、一旦立ち止まる気持ち
リトミック中に、まして小さな子供には難しすぎない?!
そう感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
何事も経験なんですね。
1回でも経験しておけばいつでも使える材料になります。
幼いころからこういった経験をたくさんしておくと、
心も豊かになるでしょうし、何より優しい子になりますよね。
音楽で自然と体も動きますし、良いリズムを感じながら
お友達と関わっていく。
たくさん経験をさせてあげたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ピアノ講師・発達支援コーチ おおさかけいこ