ピアノが緊張で上手く弾けない方へ。

気になる“ハテナ?”をスッキリさせるキラキラ

ピアノと遊びで明日の自分が楽しみになる音符

流山おおたかの森 豊四季 柏

ピアノ講師・発達支援コーチのおおさかけいこです双葉

一生懸命練習したのに、レッスンでは緊張して上手く出来なかったりするんです。発表会やコンクールなんて、心臓が飛び出そうなくらいドキドキします。

頭がもげそうなくらいウンウンと頷けます。すごくよく分かります。ピアノ発表会前には、緊張しないようにと、「人」という字を3回書いて飲み込んで・・・なんていうおまじないを本気で信じていました。

今日はそんなお話をしていこうと思います。

緊張感や不安感は悪者ではない

緊張し易い人や、不安を感じやすい人は、ものすごく自分に厳しいです。

  • 失敗したくない
  • 完璧にやらなきゃ
  • 失敗が怖い

常にそういうことが頭にあって、考えないようにすればするほど、そのことが頭の中をグルグルと巡ります。

頭にあることは、「何とか緊張を止めよう」「不安感を取り払おう」だと思うんですね。

で、先ほど申し上げました通り、“考えないようにすればするほど” そのことについて執着します。なので、緊張感や不安感について考えるようにすれば良いんです。別に追い出す必要はありません。

 

そんな自分だからこそできること

不安感を感じやすい人は、「行き当たりばったり」とか、「ぶっつけ本番」のようなことは絶対にやらないんです。その日までに、入念な計画や準備をして、誰よりも練習をするはずなんです。

作業は丁寧ですし、隅々まで滞りなくきちんと練習します。

これは、誰でもできることではありません。根気や強い気持ちが無いと出来ないことなんですよ。

不安を感じやすいあなただからこそできたことで、とっても特別なことです。

そして、

緊張するということは、高い集中力を生み出します。

何かに気を取られて、フラフラしているようではこの感覚は絶対に起こりません。エイッ!っと何か大きなものをやり遂げるには力強い味方になってくれるものです。

「ピアノを弾く」ことだけに思考が集中し、パワーが満ちているという状態なんですね。

緊張するの嫌だな、不安を感じるの嫌だなと思う理由は、

緊張したり、不安を感じたりして失敗してしまうのが怖いから

ですね。

 

しかし、不安感を持つことや緊張感を持つことは決して悪いことでありません。

不安感や緊張感が直接失敗に結び付くこともありません。

  • 不安感は入念な準備をする力を生み出します。
  • 緊張感は高い集中力を生み出します。

ネガティブな面を叩き込むのではなくて、ポジティブな面を言い聞かせましょう。ポジティブにとらえることを習慣化し、解釈によって感情は変化していきます。悪な感情ではないんですよ。

いつも一生懸命な自分へ。

よく頑張っているね

一言、声をかけてみてください。

 

ふと、身体が緩んで気持ちが楽になりますよ。

 

 

ここまでお読みくださってありがとうございます。

ピアノ講師・発達支援コーチ おおさかけいこ