ピアノ練習できない理由の第1位を考える。

気になる“ハテナ?”をスッキリさせるキラキラ

ピアノと遊びで明日の自分が楽しみになる音符

流山おおたかの森・豊四季

ピアノ講師・発達支援コーチのおおさかけいこです双葉

 

今月にピアノ発表会をひかえ、

教室の空気もいい緊張感に包まれています。

こちらのピアノ教室では、発表会の約1か月前から、

ピアノ練習シートをお渡ししています。

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1日5回を毎日を目標に、発表会の週まで頑張ります。

これが全部埋まっていた生徒さんは、

発表会当日に練習パーフェクト賞で表彰しています。

 

毎年、これをお渡しするときに「待ってました!」かのように(笑)

生徒さんとのお決まりのやりとりがあります。

 

「ねー、これってやらなくちゃダメなの?」

「多分、毎日って結構難しいと思う~。

だって、宿題だってあるし、部活だってあるし、出かけたりするし・・・」

「あーー、この日は塾のテストがあるんだけどーー」

「ここは、ママがおばあちゃんのところって言ってたーー」

 

皆さんの予定を聞くためのシートではないのですが、

大まかな予定が聞けるという(笑)

 

要は、

みんなそれぞれ忙しいってこと。

1日5回も弾く時間がありませんってことですね。

 

多分、これ、日々のピアノの練習でも

「できない理由の第1位」だと思うんです。

 

時間には限りがあって、皆平等に与えられています。

ピアノ発表会の本番という、締め切りだってあります。

 

いかにして、1日5回弾いたらいいのか?!

 

弾けないから仕方ないで終わらずに、どうしたら弾けるのか?!

を考えてみました。

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確かに、1日5回って大変だと思うんです。それを毎日ですからね。

もちろん、予定だってある、体調だって優れないときもある。

それは、人間ですから仕方ないこと。

 

私自身がこの1日5回練習をして、気が付いたことは、

間を空けずに、じゃんじゃん回数を重ねることがポイント。

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1回やって、スマホ見て~

1回やって、トイレ行って~

 

ってやっていたりすると、あっという間に時間を使ってしまい、

1時間、2時間スルッと過ぎてしまいます。

 

もちろん、部分練習や、リズム変奏など、

丁寧な練習もしていけたら、万歳なんだけれど、

 

とにかく「忙しい」が、引っかかって練習の妨げになっているなら、

圧縮、圧縮するしかないですよね。

 

1度、練習が始まったら、手を止めないっていうこと。

最初から最後までどんどん通す!それを連続して続けていくの。

 

私の中での目標は、とにかく3回は連続で弾くこと双葉

3回はどんなことがあっても続けて、それで一旦トイレとか、

お茶を飲むとか、ブレイクOKにしています。

 

そしたら、あと2回じゃないですか。

 

じゃあ、4回目はちょっとゆっくり目に丁寧にしてみようかなとか、

苦手なところが来たらここ3回繰り返してから先に行ってみようかなとか、

4回目は丁寧な練習をする回にしたり。

そしたら、5回目は、好きなように、思ったように、自由に弾いていい回キラキラ

 

休むと、余計なコトを考えるのが人間です。

めんどくさい、疲れた、明日やろうか・・・

 

もう、考える隙を与えずに、手を動かして、

1日のノルマをパパッと終わりにしちゃいましょう!

 

私自身の曲は、ふつうに弾いて全体で7分くらいなのですが、

連続してじゃんじゃん5回弾きますと、

1時間かからないくらいで全て終わりますウインク

 

でね、何かを始める前にやるっていうのが鉄則です!

 

私の場合は、教材作った後にやろうとか、レッスン内容確認した後にやろうとか、

色んな事を考えてしまうのですが、

 

まず、ピアノ弾こう!

 

それができたら、次の仕事にとりかかります。

もう、練習を終えた後の爽快感ったら無いですよ(笑)

ちゃんと練習したもーん!

 

そして、色々考えて余計な時間を使っているときより、

集中してパパッと終えると、時間って意外に余裕があることに

気が付きますよ!

 

そんな話を生徒さんとしていて、色々時間を計算したら、

10分ちょっとで完了することが判明ww

 

「なんだー!それなら大丈夫!」

 

そうそう、考えるより手を動かすこと。

 

工夫と考え方次第で、不思議と時間が

生まれてきます虹

圧縮、圧縮で、あとわずかなゴールまでの

道のりを走り切ろう!!

 

 

ピアノ講師・発達支援コーチ

大坂敬子