最近、こんな本を見つけまして、読んでいました。
みんなといっしょに、まなぶ・あそぶ。
私は、本を読むのがすごく苦手で、
誰かに読み聞かせをして欲しいくらいなのですが(笑)
タイトルがすごく素敵だったことと、
本自体が結構大きかったこと、
そして、
「小学校、低・中学年向け!」
という言葉に惹かれまして、
大きな字なら読みやすい!と、読んでみました。
まだまだ知られていないことが多い、発達障がいの世界。
知りたい気持ちの方が勝ちまして
少しずつ読み進めてみました。
発達支援コーチの学びの中でも
この辺りは扱うところですが、
もう少しかみ砕いて、
子供が読んでも理解しやすい内容になっていました。
それぞれの特性を持つ子供たちが
考えていることや、思っていることが文章で書かれているんですね。
「〇〇だから、こうしてしまうんだ。」
「こういうことがあったから△△したよ。」
子供の言葉で書いてあるので、
すごく入り易くて、理解しやすかったです。
お友だちが困っていることやして欲しいことを
みんなが考えられるように書かれていて、
優しく解説されています。
出来ることと、苦手なことの差が激しい、凸凹感。
出来ないことばかりが目立ってしまいがちだけれど、
- 電車に関してはピカイチ!
- 図鑑の事なら任せて!
- 計算問題がいつも100点!
すごく得意なことを認めて生かしていく。
苦手なものは皆でルールを決めて協力をしていく。
そんな方法が提案されていました。
先ほどもお伝えしましたように、私は、本読みが苦手です。
子どもの頃は、縦書きの本、
例えば国語の本のような書き方をされたもので、
長文になるものは、いつの間にかナナメに読んでしまって
何が書いてあるのか、理解するのに時間がかかりました。
(何度も読まないと分からない)
でも、指でなぞって読んでいけば
ナナメになりずらいことが分かって、
指で上下になぞって読んでいたことを覚えています。
なので、本読みの後は人差し指の
先っぽがいつもツルツルになる程でした。
楽譜のように横書きにされているものはそんなに苦痛に感じません。
これも成長するにつれ、
指がツルツルになるほど苦労することは無くなり、
なんとかここまでやってきました。
私の場合は、本読みが苦手なことよりも
合唱で伴奏を弾いたり、
音楽の先生のお手伝い役を任されたりして、
ピアノが弾けるという特技を生かすことが出来る環境だったので
きっとお困り感よりも
自分はこのままでいいんだという
気持ちの方が大きく居られたのだと
周りの人たちに感謝しています。
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この本を最後まで読んで、
色んな特性や個性を持つ、お友だちの思いや、考え、
この行動には理由があるを更に強く思いました。
もちろん全てのケースがこの本の
例にピッタリはてはまるわけではないけれど、
ちょっと知っておくだけで、
周りからのアプローチも違ってくるのではないかなと
感じています。
おススメの一冊です!
とっても読みやすいですよ。