ピアノ本番前の練習に、ゲーム感覚でプラスして欲しいこと。

気になる“ハテナ?”をスッキリさせるキラキラ

ピアノと遊びで明日の自分が楽しみになる音符

流山おおたかの森・豊四季

ピアノ講師・発達支援コーチのおおさかけいこです双葉

 

ピアノ教室の発表会の開催日が迫っています。

そして、今年は1日5回を目標に練習を頑張った方へ送る、

練習パーフェクト賞が続出しそうなのですキラキラ

 

毎週、練習の記録を見せて頂いているのですが、

ほんとみなさんよく頑張ってくれていて、

当日もどっしりと構え、そして、楽しんで演奏ができそうだなぁと、

期待しているところです。

 

「練習を頑張った!」これは、発表会当日、緊張ガチガチの自分を

「大丈夫!これだけやったんだから!」と、励ましてくれる、材料になりますよ!

 

さて、いよいよ本番は今週末となりました。

あとはもう、自分の納得いくように練習をしていく、イメトレする、お任せ期間です。

 

そして、ぜひ、もう一つ、やってみて欲しい練習が

ありますので、今日はそのお話をしたいと思います。

よろしかったら、お付き合いくださいね双葉

  • ゆっくりテンポを落として弾く
  • リズム変奏で音の粒を揃える
  • 苦手な所を何度も練習する

丁寧でめんどくさい練習を今まで頑張ってきました。

もちろん、それも本番直前まで続けて頂きたいのですが、

あと一つプラスして頂きたい練習は、

 

曲の途中から弾き直す練習です。

本番が始まりましたら、暗譜を忘れようが、

手が転ぼうが、とにかく音楽を止めないことが鉄則です。

 

左手の音が分からなくなってしまったら、右手だけを弾いて何とか曲を繋いだり、

速いパッセージの部分で音が抜けてしまったとしても、

乱暴な言い方ですが、そこは捨てて、どんどん先へ行きます。

 

それは前提にはあるのですが、

 

本番、何が起こるか分かりません。

人間が弾くのですから、「予想外」はつきものです。

 

止まらざるを得ないほど、混乱してしまったら、

出来るだけ早く、立て直さなくてはなりません。

 

こうなった時、最初に戻らないと弾けないは不利ですね。

 

なので、お家での練習をする際、本番さながら曲を通している時に、

お家の方どなたかに、「ワッ」と驚かせてもらいましょうびっくり

 

 

わざと手を止めます。

 

ビックリしてドキドキするかもしれませんが、

その止まったところの、出来るだけ近所から弾き直してみてください。

 

その場から弾けたら万歳ですが、

その前に戻るも良し、ちょっと飛ばして、先から再開するも良し。

 

どんな形でも良いので、音楽を再開できるように、

途中から弾き直す練習をします。

 

何回もやると疲れてしまうので、本番までほんの数回、

ゲーム感覚でいいので、やってみて欲しいなと思うんです。

今になってミスタッチが増えたり、心配事って尽きないですよね。

でも、大丈夫な気がするんです。今までも頑張れたから、

また今回も頑張れると思う。

 

こういう場でピアノを弾くのが楽しいと心から思えるようになっていくのが、

私の課題だなぁと感じます。

 

ピアノ講師・発達支援コーチ

大坂 敬子