気になる“ハテナ?”をスッキリさせる
ピアノと遊びで明日の自分が楽しみになる
ピアノ講師・発達支援コーチのおおさかけいこです
良い季節になってきましたね。
今日はお天気いまいちですが、
ようやく過ごしやすい気温になってきました。
あれだけ暑かった夏は過ぎ・・・秋を感じますね
気候も良くなり、秋から新しいことを
始めた方も多いのではないでしょうか?
でも・・・
いざ、始めてみたものの、
まともに活動できなかった・・・
参加すらできなかった・・・
なんて事、ありませんか?
ママから離れられなかった
教室に行くまではノリノリだったのに、いざ着いたら「嫌だ!」が止まらない
シクシクと泣いてしまう
「子どもの事だから仕方ない・・・」
「きっといつか慣れてくれば・・・」
と、思いながらも、親としては
“ほんとに大丈夫なの?”
“何でこうなっちゃうの?”
ハラハラしてしまいますよね。
それはもしかしたら、原始反射の一つ
FPR(恐怖麻痺反射)が関係しているかもしれません。
参考 原始反射とはここからだのHP
FPRは、「固まる」反射です。
新しい場所や、人が苦手で、
ママと一緒じゃなきゃ嫌だったり、
長時間泣き喚いたり
帰りたいと言ったら止まらなかったりします。
無理に何とかしようとすればするほど、頑なになりますので、
その場を焦って何とかしようとしないことが大切と感じます。
FPRが強いお子さんは、場の空気感でも固まりますので、
「出来ないなら帰ろうか?!」
「やりたくないならもう来ないよ!」
これは逆効果です。
やらなくてもいいよ
帰ってもいいよ
ママと一緒でもいいんだよ
の、優しい“NO”の選択肢があると
いいなぁと思います。
やりたくなくてそうなっているわけではないので、
言われれば言われるほど頭の中はパニック状態になります。
この優しい空気感を続けていくことで、だんだんと、
ここは安心できる場所なんだ
ここは安全な場所なんだ
と思えるようになっていくので
時間
慣れる
理解
が必要です。
そして、いざ慣れて活動へ参加できるようになっていきますと、
こういったお子さんの場合、
・作業一つ一つがとても丁寧
・しっかり確認してから進める
・周りのお友達へ思いやりがある
と、私は感じます。
いい加減なことはしませんし、最後まで根気強く活動できます。
目立って何かするというよりかは、そこに居るだけでほんわかした空気感があるような・・・
時間をかけてその場に慣れてどっしりとそこへ存在する感じです
人見知りさんでも泣いてしまってもきっと明日は大丈夫
そんな空気感を作ってみなさんをお待ちしています。
ピアノ講師・発達支援コーチ
大坂敬子