気になる“ハテナ?”をスッキリさせる
ピアノと遊びで明日の自分が楽しみになる
流山おおたかの森・豊四季
ピアノ講師・発達支援コーチのおおさかけいこです
「ピアノって毎日弾かなきゃいけないんですよね?」
「親も忙しくてなかなか練習に付き合うことができないんですけど!?」
そうですよね。お母さんがフルタイムでお仕事に出て、
それから、家のことお子さんの学校のこと・・・
せっかく、始めたピアノを家で取り組んでいないとなると、更に、イライラ。
ほんと、あと2時間くらい1日が長かったら~なんて、
思ってしまいますね。
今日は、ピアノの練習方法や取り組み方について
いくつかご提案させて頂きます。
よろしかったら、お付き合いくださいね。
①ピアノを置いてある場所を見直す。
かなり大きいものなので、直ぐに!っていうのは難しいかもしれませんが、
ご家族の空気が伝わる所へ置いてみてください。
ひとつ廊下を挟んだ、さむくて、くらーいお部屋に、追いやられるように、設置していると、
結局、存在自体忘れます(笑)
ホコリをかぶった寂しいピアノ、想像しただけで
可哀そうすぎます!!
「なんか上手になったね!」
「何の曲弾いてるの?」
と、お子さんのピアノが聴こえると、自然に、会話も生まれますよね。
②ピアノの掃除はお子さんの仕事に。
ピアノを弾く前や、後に、サッと鍵盤をふいてあげてください。
楽器はいつもピカピカにしておきましょう
そして、それを、いつものお部屋の掃除のついでに、
お母さんがやらないでください!
お子さんにやらせてください!
まだ、小さくて難しい場合でも、歯磨きのように、
仕上げは おか~あさ~んでお願いします。
③さて!ピアノ弾くぞ!
この辺りがみなさん苦戦してイライラポイントと思います(笑)
いくつか、ご提案します。
◆弾いた回数分、色塗り。
特別何か、製作して準備する必要はないと思います。
お子さん向けの教材ですと、いくつか挿絵があったりするのでそれを塗ります。
1回で1つ塗ってしまうと、すぐに終わっちゃうので、
例えば、部位別に。
カニさんの絵なら、
・1回目 右側ハサミ
・2回目 左側ハサミ
・3回目 右側の目玉
・・・と
繰り返していくと、カニさんが完成してくのも
楽しいです。
「今日はカニさん完成だねーー!」
一緒に喜ぶことも忘れずに。
◆カレンダーに弾いた日を記録する。
色つきのシールやカワイイシールが売ってますので、
100均ので十分ですよー
弾けた日はカレンダーにそれを貼っていく
賛否両論ありますけれども、
“これが○○個、貼れたらごほうび”
っていう制度も、私は悪くないと思いますよ。
3個とか、10個っていうレベルじゃなくて、数十個レベルで集めてからね!
◆動画で撮影をする。
今は、スマホでサクッと撮影ができるので、
コレもおすすめの練習方法です。
「今日も、ピアノ頑張ってまーす。」
などと、言いながら、お子さんが練習している
風景をサクッと撮影してあげてください。
後で一緒にみたり、だんだん上達していく様子を記録していくのも
達成感を感じてグーです。
練習をおサボリしているような時も、
「今日は、いつやってくれるのかな?!」
と、取材形式で撮影しちゃうのも、アリかなと思います。
あんまりしつこくやらないでね。(笑)
◆何日かに1度はプチ発表会をする
自分の弾いているピアノを誰かが楽しみにしていてくれる!
この日までに弾けるようにならなきゃいけない!
何日かに1回、ご家族みんなで、お子さんのピアノを聴く
時間を設けてみてください。
小さなゴールを設定してあげることで、メリハリも付きますし、
聴いている人から「おおおーーー!!」
なんて、言われた日には、もーーーーですよ!
まだ曲らしいものは弾けないんですけど!
指のたいそうのような曲も弾かせるんですか?
曲らしいってどんなのを想像していますか?(笑)
誰もが知る名曲ですか?!(笑)
誰もが憧れる名曲を弾けるようになるための
大切な準備期間が
今です!!!
今のこの大切な時間を、確実に歩んでいることを喜ぶための
プチ発表会ですよ
やってる曲、全部、発表させちゃいましょう!!
例え、「ド」ばっかりの曲でも、最後まで止まらずに弾けたら、
たーーくさん、喜んであげてくださいね!
④最後に・・・
検索欄にワードを入れて、ポチッとボタンを押せば、
瞬時に結果が表示される時代です。
すぐに
早く
つい思ってしまいますが、
ピアノは毎日の積み重ねですぐに結果が出ない取り組みです。
早く進んでいるからスゴイ
進みが遅いからダメ
それは、気にしなくて大丈夫なんです。
私だって、先輩先生から見たら、未完成です。
ずっとずっと作っていく
作っていけるから
一生続けていられます。長いお付き合いになりますよ。
だから、
今日うまくいかなくてもきっと明日は大丈夫
必要な方に届いていますように
ピアノ講師・発達支援コーチ
大坂 敬子