同じくらいに始めたのにレベルの差があるのはなぜ?!

気になる“ハテナ?”をスッキリさせるキラキラ

ピアノと遊びで明日の自分が楽しみになる音符

流山おおたかの森 豊四季 柏

ピアノ講師・発達支援コーチのおおさかけいこです双葉

ママ

ピアノを大体同じ時期に始めたのに、お友達の〇〇ちゃんの方が随分先の教材まで進んでいるみたいなんですが・・・

他の子と比べてはいけないと思いつつも、やっぱり気になるお友達。殆ど同じ時期に始めたのに、うちの子の方が遅れている?!今日はこの辺りをお話していこうと思います。

 

時間と技術は必ずしも比例しない

ピアノ歴10年です。

と一言で言っても、その10年をどう過ごして来たのか?で大分変ってくると思うんですよね。

横と、縦と、斜めの軸に分けてみました。

横軸・・・ピアノ歴

縦軸・・・曲の難易度

斜め軸・・・練習量

です。

 

きっと、皆さんが望んでいるのは、このグラフのような変化の仕方だと思うんですね。

  • ピアノ歴が長くなれば曲の難易度も上がっていく。

ですよね。

ピアノ歴は、ピアノを続けて辞めないでいれば皆平等に長くなっていきます。(・・・と簡単に言いましたがこのハードルもなかなか高いものですよ)

問題は、横軸と斜め軸の伸びです。

これは、どっちが先になるかって話なんですけど、ピアノを続けていくうちに、だんだんと内容は難しくなってきますし、数十秒で終わっていた曲も、だんだん楽譜のページ数も増え、長くなっていきます。

なので、練習時間も自然と長くなっていくはずなんですね。

 

いくつもの壁を乗り越えていく

ピアノを続けていくうちにぶつかる、いくつもの壁があります。

  • 1回でマルをもらえていたものが数か月に渡ってしまう。
  • 学校や他の習い事もだんだんと忙しくなってくる。
  • すぐに出来るようにならないことが面白くない。

様々あります。

これを一つ一つ乗り越えて、ピアノって続けていくものなのですが、色々あってだんだんと、ピアノの宿題を合格するまでに時間がかかって、1曲終わらせるまでにすごくエネルギーを消耗してしまう。

1日は24時間でこれは皆平等です。

日々こなしていくタスクが皆それぞれあって、それに取り組む方法ややり方はそれぞれに任されています。ピアノは黙っていても弾けるようにはなりません。「お友達は上手で羨ましい」と思うのならまず練習時間を見直しましょう。

 

一番上達する秘訣

一番技術が上達する秘訣は何が知っていますか?

現代では嫌われていますけれど実は「競争させること」なんです。

絶対あの子には負けない!というライバル心は、使いようによってはすごいエネルギーを生み出します。なのでライバルが居るということを受け止めて、練習をするエネルギーに変えましょう。

あんなに弾けていいなぁと思ったなら、自分だってそうなればいいのです。ただその場で地団駄踏んでいるだけでは何もなりません。「羨ましいと思っただけ」で終わらずに悔しさを動力にしましょう。

 

あまり練習しなくても、パッと見ただけで弾けるような天才肌はごく一握りです。

ピアノ歴が同じでも、「ただピアノ教室へ通っただけ」の人と「ピアノの宿題を確実にこなす」人では10年間の内容が全く違いますよね。素直に取り組み、謙虚に受け止めたかです。

 

まとめ

  1. ピアノ歴と技術は比例しません
  2. 壁を乗り越えて技術は上達していきます
  3. ライバルが居ることをエネルギーに変換しましょう

 

ここまでお読みくださってありがとうございます。

ピアノ講師・発達支援コーチ おおさかけいこ