子供のピアノ練習にイライラする方へ。

気になる“ハテナ?”をスッキリさせるキラキラ

ピアノと遊びで明日の自分が楽しみになる音符

流山おおたかの森 豊四季 柏

ピアノ講師・発達支援コーチのおおさかけいこです双葉

ママ

うちの子ったら全然ピアノを練習しないんですよーー・・・もう「練習しなさい!」って怒鳴りすぎて疲れちゃいました。

これはね、多分いつの時代も「ピアノという習い事」には、ついて回るお悩みですよね。ピアノを習うことはタダではありませんし、月謝を払ってレッスンを受けているわけです。一生懸命やってくれないなんて親としてはイライラしますね。

ピアノを習うには親も練習に関わる覚悟を

やりたいと言ったのは子供自身であっても、子供の中に「日々の練習が必要なんだ」という認識はほぼ無いと思います。楽しく先生の所へ通えたらいいなぁ、先生優しいし、合格のシールも楽しみだなぁ。。。そのくらいに思っています。うん、それが普通と思います。

私の娘も、「発表会に出たい!」と言った理由は、“エルサみたいなドレスが着たい”でしたからね(笑)

いわゆる“順調に”ピアノの技術をつけていきたいと考えるなら、

ピアノ教室でやっていることをある程度、親も把握すること。

親御さん自身が楽譜が読めない、ピアノが分からない、ピアノの経験が無いと、心配される方も居ると思います。

  • 分からなかったら先生に聞きましょう。
  • お子さんのやっている楽譜をサラッと目を通しましょう。
  • 経験はお子さんと共につけていきましょう。

忙しそうな先生で、その場の質問が難しければメールや手紙で必ず「分からない」と、お伝えしましょう。

お家練習の取り組み方

一番皆さんが頭を抱える部分かと思います。こちらのポイントは結果から言うと、

習慣化です。

「そんなの分かってるよ!」「それが出来れば苦労しないよ!」という声が聞こえてきそうですが・・・でも、そうなんです。もう一回言います。習慣化です!!

そして、ここで大切なのが、親御さん自身の習慣化です。

  • 練習時間中は少しでも体を空けてください。
  • お子さんが練習している時は、脱スマホで。
  • 「誰のためにやってんのよ!」等、支配言葉は禁句。

ピアノを習い始めて、自分から練習をし始めて、自分で何もかも理解して・・・というお子さんはほとんど居ないと思います。いや、居ないです。

ピアノの導入期は(ピアノ教室にもよるかと思いますが)ほんの数小節、時間にして10秒あれば弾けるようなものばかりかと思います。

なので、5分もあればきっと「今日も宿題のおさらいできたね!」になると思います。音の種類も少ないですから、ピアノ経験の無い親御さんはここで一緒に学んでいくつもりで頑張ってください。

そして、お子さんがピアノ練習を嫌がる理由で、意外なものがあります。

それは、「自分がピアノを弾いているときにママはスマホばかりを見ている」というものです。自分は頑張ってピアノに向かっているのに、親御さんがスマホゲームに没頭しているようではお子さんは傷つきますね。ほんの5分、脱スマホ。お子さんの頑張っている姿だけを見てあげてください。

あと、ついつい私もやってしまうことがあります。

それはお子さんをコントロールするような威圧感を与えるような言葉を浴びせることです。これは手っ取り早くて便利なものではありますが、持続性がありませんし、言っている親側も興奮して血圧が上下してすごく疲れるんですね。イライラして怒鳴りつけたところで一瞬変わるだけ。

そう思って「1回やろう!とりあえず、1回頑張ろう!」言葉かけが分からなくてイライラするならコレです。

いかがでしたでしょうか?

ママ

でも、普段仕事をしていて、子供のピアノ練習に付き合うなんて、そんな暇が無いんですが・・・

それなら答えは2パターンあります。

  1. ピアノを習っているという事実だけで満足
  2. 今は習う時じゃない

です。

イライラするのは「意味が分からないから、正体不明だから」です。

何でやらないの?

自分で言い始めたんでしょ?

忙しさは冷静さを欠きます。立ち止まって考える余裕が無くイライラが止まらないときに、ピアノ教室に通うことは正直オススメできません。親御さん自身もお辛いでしょう。

練習しないお子さんにイライラしているなら、親御さん自身が練習に参加する覚悟を決めることです。何でも自分スタートですよ!!

素敵なピアノライフを送れることを応援しています。

 

ここまでお読みくださってありがとうございます。

ピアノ講師・発達支援コーチ おおさかけいこ