ピアノ練習を習慣にするポイント。

気になる“ハテナ?”をスッキリさせるキラキラ

ピアノと遊びで明日の自分が楽しみになる音符

流山おおたかの森 豊四季 柏

ピアノ講師・発達支援コーチのおおさかけいこです双葉

ママ

ピアノをせっかく習い始めたのに、練習を習慣にするって難しいですね・・・

「ピアノ練習を習慣にする。」今までなかった新しいものを追加して、それをほぼ休まず続けるって最初はハードルが高いことと思います。はい、最初だけです。そして、最初が肝心です。

 

スタートが肝心!まずはココから

ピアノを始めたばかりの頃は、音の数も少なくて、数小節・数十秒で終わるような、短いものばかりです。

そして、お子さんが幼稚園・保育園児の場合は“お勉強の宿題”が外部から出されることは殆ど無いかと思いますので(漢字のドリルとか、音読とか)そういった意味では、時間的余裕があります。

その時から「良い練習習慣」を身に付けたいものですね。

練習の大切さとか、意味とかそういう難しいことを理解するのはまだまだ先。その辺りのお説教は決してしないようにしましょう。

親御さんがまずしてあげられることは、練習環境作りです。

  • 練習部屋の温度は適温か?
  • おもちゃ等、誘惑の多いものは部屋に散乱していないか?
  • ピアノが置いてある部屋は適切か?

まずはこの辺りを整えてあげてください。

 

「できた」という事実をまず認める

最初は回数が少なかったり、やったのかやっていないのか?くらいでピアノを離れてしまうかもしれません。

回数が少なかった、内容が薄かったことがどうしても目立ってしまいますが、最初のうちはゼロにしないことです。ゼロ回でなければ、1回でも2回でも、ちょっと不真面目な内容でも、

「今日もできたね!!」

お子さんを認めてあげてください。

お子さんは、ママから“花マル100点”がもらえるのを楽しみにしています。ママが嬉しそうにしているから弾くんです。

またママに怒られるからやらなくちゃ・・・これも一理あるのですが、お互い苦しいものです。やらないとイライラに繋がりますし、身体にもよくありません。

 

習慣に習慣をプラスする

上記、練習の方法についてざっくり挙げましたが、これを継続していくのが一番ハードルが高いですね。

私自身が色々試しまして、良かったことは、

いつも必ずやることの前にピアノ練習をくっつける

です。

 

普段の生活で毎日ほぼ休みなくやっていることってありますよね?例えば、

  • 歯を磨く
  • 風呂に入る
  • 幼稚園、保育園、小学校などへ行く

このあたりをやる「前に」ピアノ練習をプラスします。

先ほどもお伝えしました通り、ピアノを始めたばかりの頃の曲は、音数も少なくて、数小節、数十秒で終わるものばかりです。普段必ずやっていることの前にプラスしたとしてもリズムが崩れてしまうほどにはならないでしょう。

「歯磨きの前にピアノやってこよう!」

の一言で、ピアノを始めるスイッチです。

この時!と決めたら、1週間はやり続けてください。

色々変更せずにまずは1週間です。

ダメかな?無理かな?と思い始める3日目くらいが注意です。大丈夫です。そのまま続けてください。みんなそういう気持ちになる時期です。5日目を超えると「できるかも!」に変化しますよ!1週間もやっていれば、「それが普通」に近くなります。

 

そして、

この合図でお子さんだけを動かそうとしないこと。

親御さん自身も一緒にピアノへ向かってください。

ちなみに、「食事の前にピアノを練習する」っていうのも悪くないのですが、お腹が空いていると集中出来なかったり、“練習しないとご飯抜きよ!”の罰を想像させるので、あまりおススメできないです。

 

まとめ

  1. ピアノ練習に適切な環境を常に作っておく
  2. 1回でも弾けたらいい
  3. 習慣に習慣をプラスする
  4. 決めたら1週間は同じことを続ける
  5. 親御さんも練習に参加する

 

ここまでお読みくださってありがとうございます。

ピアノ講師・発達支援コーチ おおさかけいこ