気になる“ハテナ?”をスッキリさせる
ピアノと遊びで明日の自分が楽しみになる
流山おおたかの森・豊四季
ピアノ講師・発達支援コーチの
おおさかけいこです
ピアノを弾いたことが無い方が不思議に思うこと。
それは、
何で右手と左手で別々の動きができるのーー?!
ということ。
ほんと、不思議ですよね。
もちろんこれは、
パッと、すぐに、いきなり
できるようにはならなくて、
時間が必要なことです。
しかも、「手」より細かい「指」の動きが必要です。
10本指、それぞれが、別々の動きをする・・・
うーーん、なおさら不思議ですね(笑)
でもね、
なかなか出来ないから、頭にすごく良い
すごく考えるし悔しい思いもするし、出来たら嬉しい。
色んな思いが巡りますね。
そんな刺激だって栄養になります。
私自身、どうやって左右を別々にしてピアノを弾けるようになったのか
正直覚えていないんです。
「習うより慣れろ」な、学び方でしたので、感覚なんですね。
身体で覚えろ!!って正にその通りなのですが・・・
え?!そんなの困る~~!!!
って思う方のために(笑)
教室では、こんなアイテムを使って、身体の感覚を覚えてもらっています。
小学生くらいになりますと、
どこに何の指が付いているのか
っていうことは、
1の指はこれ、2の指はこれとか。
パッと答えられる生徒さんが多いので、
一旦鍵盤から離れてカラーボードで指練。
お部屋の壁だっていいですよ!
出来るだけ安定していること
適度なザラザラ感があること
がポイントです。
カラーボードのような“ここが手を置く場所です”が
狭い方がより目線も合わせやすいですし、
左右違う色を使えば“別々感”がより出やすいです。
キレイな指の形を作ったら、1番の指、2番の指・・・
と3回くらいずつ、ポンポンと1本ずつ上下運動。
ポイントは、上下に動かす指は決められた指だけということです。
他の指はなるべく動かさずに指示された指を動かすことに集中します。
左右の指がなかなか言うことをきかない、
キーーっとなるときも、オススメですよ!
これが難しくて、やりたがらない場合には、
お手玉をにぎにぎ
にぎにぎしたり、上にポーンと投げたり、
ギューーっとにぎって、パッと開いたりを十分にやってから、
お手玉に慣れるってのと、
大きな動きをやってからの方がいいと思う~。
カラーボードと同じ要領で、指示された指だけを開きます。
開かない指は、お手玉を握っているので、
適度に力を入れることができて、
こちらの方がやりやすいと思います
出来たら、イエーーイ
一緒に喜びます
「わーーー!!」
「キャーーー!!!」
と、結構盛り上がりますよ(笑)
自分の指は
どこに
何が
ついているのかな?
右と左、繋がっているかな?
繋がってくると自由に動かせる幅が広がりますよ!!
ピアノ講師・発達支援コーチ
大坂敬子